オーバーナイト・ハイキング

オーバーナイト・ハイキング

この行事は、昭和51年より第1次スカウト行脚「我が道を行く」の事前訓練として始まった。上進式後に行われるこの行事はカブ隊からボーイ隊への試練としてまた最初の班作りとしての意味合いも持っている。夜を徹して歩くということは、強い心のスカウトをつくるよい訓練といえる。平成27年で38回目を迎えた。

獅子は自分の子どもを千尋の谷に突き落とすといいます。大きな成長を望むが故の行いでしょう。足利第1団ではカブ隊からボーイ隊へ上進の際にこの行事を実施しております。スカウトにとって夜を徹してハイキングするということは大きな試練である。これを乗り越えたときに得る自信は、私達大人が思いめぐらす以上に大きなものであるにちがいない。自分を知り、自分の限界について考えるだけでなく、班活動を通して仲間意識作り、そして何よりも自然の荘厳さに打たれるにちがいありません。

上進式

ボーイスカウト

毎年、ビーバー隊からカブ隊へ、カブ隊からボーイ隊へ、ボーイ隊からベンチャー隊へ、進級する「上進式」が行われます。それぞれの隊長から「送る言葉」と「歓迎の言葉」がかけられました。これからのスカウティングに弥栄!

コース内容

コース地図

全3コースあり、この中で最も暗い峠を歩く全行程30キロの須花コース。スカウトは上進式終了後20時頃出発。7時間程の時間をかけ朝が白々と明ける頃、重い足どりで団本部に帰ってくる。

オーバーナイト・ハイキング

真っ暗な峠ではどんな会話をしながら歩いたのかな?辛い行事を乗り越えたことで、班の絆が深まりました!